歯周病について
こんばんは。枚方市の長尾の畑山歯科医院です。
寒くなりましたね。
今回は歯周病について書かせていただきたいと思います。
歯周病とはその名の通り「歯の周囲の組織に化膿性の炎症が起こる病気」です。
最初の症状はほとんど痛みもなくじわじわと進行し、そのうち歯肉(歯ぐき)に炎症が起きて腫れる「歯肉炎」から、口臭がするようになったり、歯がぐらぐらと揺れる「歯周炎」へ進行します。
歯周病の経過の中でかなり進んだ末期症状を歯槽膿漏と言い、最悪は歯を抜かなければならないと言った場合もしばしばあります。
歯周病の一番の原因は、歯についた汚れです。
歯垢、歯石が歯の周囲に付着したままでいると、そこを巣とした細菌が繁殖し、歯肉に炎症を起こします。炎症が起こることによって、様々な体内の因子が複雑に影響して歯肉の炎症だけでなく、体内の組織である骨を溶かしてしまいます。その間に痛みはほとんど生じません。ですから、気づかない間に病気が進行し、ある程度骨がなくなったところで、歯が揺れ始める、という症状に気づくわけです。
その他にも、悪い歯並びや、咬み合わせ、過度の歯ぎしり、口の渇き、ストレスなども歯周病の原因になると考えられています。
歯周病について気になっていることがある方は、いつでも当院にご来院ください。
2016-12-18|カテゴリー:未分類