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インプラントと歯周病・全身疾患の関係(糖尿病・骨粗鬆症など)

  1. 2026-02-02
  2. カテゴリー: インプラント

 

【お口だけでなく「全身とのつながり」を意識したインプラント治療】

インプラント治療というと、どうしても「歯の部分だけの治療」と考えがちですが、実際には全身の病気や生活習慣との関係がとても深い治療です。

とくに、歯周病・糖尿病・骨粗鬆症などは、インプラントの成功率や長期的な安定性に影響を与える要因として知られています。

これは、インプラントだけの話ではなく、残っているご自身の歯を守るうえでも同じことが言えます。

このコラムでは、インプラントと歯周病・糖尿病・骨粗鬆症などの全身疾患との関係について、なるべく分かりやすく整理しながら、「どのような点に気をつければ良いか」をお伝えしていきます。

 

【歯周病とインプラント周囲炎】

 

歯周病になりやすい方はインプラント周囲炎にも注意

歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起きる病気で、気づかないうちに進行してしまうことも多い病気です。

インプラントでも、似たような炎症が起こることがあり、これを「インプラント周囲炎」と呼びます。

歯周病になりやすい体質や生活習慣がある方は、インプラント周囲炎も起こしやすい傾向があると考えられています。

たとえば、歯みがきが十分行き届いていない場合や、喫煙習慣がある場合、定期的な歯科受診が少ない場合などは、歯ぐきや骨の炎症が起こるリスクが高くなります。

そのため、インプラント治療を始める前には、歯周病の有無や進行度をしっかり確認し、必要であれば事前に歯周病治療やクリーニングを行って、お口の環境を整えることが重要です。

 

治療後も「歯周病のつもり」でケアを続ける

インプラントはむし歯にはなりませんが、その周りの歯ぐきや骨は、天然の歯と同じように細菌の影響を受けます。

そのため、インプラントを長く安定させるためには、「歯周病を予防するつもりでケアを続ける」ことが欠かせません。

毎日の歯みがきに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助的な清掃用具を使って、インプラントの周りに汚れがたまりにくい環境をつくることが大切です。

歯科医院での定期的なメンテナンスでは、専用の器具を使ってインプラント周囲の汚れを丁寧に取り除き、歯ぐきの状態や噛み合わせの変化などもチェックしていきます。

「痛みが出てから受診する」のではなく、「悪くならないように見守っていく」という考え方が、インプラントにもご自身の歯にも共通して重要です。

 

【糖尿病とインプラントの関係】

 

糖尿病が傷の治りや感染リスクに影響する理由

糖尿病は、血糖値の高い状態が続くことで血管や免疫のはたらきに影響が出る病気です。

その結果、傷の治りが遅くなったり、細菌に対する抵抗力が弱くなったりすることがあり、歯周病やインプラント周囲炎のリスクも高まりやすくなります。

インプラント治療においても、血糖値がうまくコントロールされていないと、手術後の傷の治りが遅くなったり、炎症が長引いたりする可能性があります。

ただし、「糖尿病だからインプラントが絶対にできない」というわけではありません。

重要なのは、主治医の先生のもとで血糖値のコントロールがどの程度安定しているか、どのようなお薬を使っているかといった点です。

 

主治医と連携しながら安全に進める

糖尿病をお持ちの方がインプラント治療を検討される場合には、かかりつけの内科・糖尿病内科の先生と連携しながら、安全に治療を進められるかどうかを確認していきます。

手術の前後に血糖値をどの範囲で保つべきか、どのタイミングで処置を行うのが良いかなどを共有し、無理のない治療計画を組み立てていきます。

また、インプラント治療を機に、食事や運動習慣を見直したり、定期的な検査をより意識するようになったりすることで、結果的に全身の状態が安定していく方もいらっしゃいます。

 

【骨粗鬆症・その他のお薬との関係】

 

 骨粗鬆症の薬とインプラント

骨粗鬆症の治療薬の中には、骨の代謝に強く関わるものがあり、インプラントや抜歯などの外科処置と関連が深いとされる薬剤も存在します。

これらのお薬を服用している場合には、薬の種類や期間によっては、手術の方法やタイミングを慎重に検討する必要があります。

インプラント治療をご希望の際には、骨粗鬆症のお薬を含め、現在服用しているすべてのお薬について、分かる範囲で教えていただくことがとても大切です。

必要に応じて、主治医の先生にお薬の内容や治療方針を確認し、安全性を第一に考えながら計画を立てていきます。

 

その他の全身疾患とお薬

心臓病や高血圧、自己免疫疾患などでお薬を服用されている場合も、インプラント治療の前後に注意が必要なケースがあります。

「この病気があるから必ずできない」と決めつけるのではなく、「どのような配慮を行えば安全に進められるか」「場合によっては別の治療法を選んだ方がよいか」を、歯科医師と主治医が一緒に考えていくことが大切です。

当院では、インプラント治療を無理にすすめることはせず、全身の状態や生活背景をふまえたうえで、本当にその方にとってメリットのある方法かどうかを慎重に検討します。

 

【お口と全身の両方を見ながら、無理のないインプラント治療を】

インプラント治療は、歯だけを見ていれば良い治療ではありません。

歯周病のなりやすさ、糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患、服用しているお薬、日々の生活習慣といったさまざまな要素が関わっています。

枚方でインプラント治療をご検討中の方の中には、「糖尿病があるから無理だと言われそうで相談しづらい」「骨粗鬆症の薬を飲んでいるので、インプラントはあきらめている」という方もおられるかもしれません。

当院では、そのような不安やご事情も含めて丁寧に伺い、お口と全身のバランスを考えながら、本当にインプラントが適しているのか、それとも別の治療法の方が安心なのかを一緒に検討していきます。

「インプラントをしたいかどうか」だけでなく、「これから先をどのように暮らしていきたいか」という視点も大切にしながら、無理のない治療計画をご提案いたします。

>当院のインプラント治療の詳細はこちら

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