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高齢になってからのインプラント治療(年齢の目安や注意点について)

  1. 2026-02-25
  2. カテゴリー: インプラント

【「もう年だからインプラントは無理」とあきらめていませんか】

「インプラントは若い人のための治療」「高齢者には向かない治療」というイメージをお持ちの方も少なくありません。

実際には、インプラント治療に明確な年齢制限はなく、70代や80代で治療を受けている方もいらっしゃいます。

大切なのは、年齢そのものではなく、全身の健康状態やお口の環境、そして治療後のケアや通院が無理なく続けられるかどうかです。

このコラムでは、高齢の方がインプラント治療を検討される際に知っておきたいポイントを、「年齢」「生活の質」「ご家族との関係」という三つの視点から整理してご説明します。

 

 

【年齢とインプラント治療の関係】

 

年齢よりも「全身状態」と「生活の質」が大切です

インプラント治療は外科的な処置を伴うため、心臓病や重度の糖尿病など全身状態に大きな問題がある場合には慎重な判断が必要です。

しかし、同じ70代の方でも、日常生活が自立していてお元気な方もいれば、歩行や食事に大きな介助が必要な方もいらっしゃいます。

インプラントの適応を考える際には、単に年齢の数字を見るのではなく、「今どのような生活を送っておられるか」「どの程度の体力があるか」を丁寧に確認することが重要です。

たとえば、普段からご自分で買い物に出かけ、趣味やお出かけを楽しんでいる方であれば、インプラントによって食事が楽になり、外出の機会が増えることで、生活の質がさらに高まる可能性があります。

逆に、日常生活のほとんどをベッドや椅子の上で過ごしておられる場合には、インプラントではなく、負担の少ない入れ歯で快適さを高める方がふさわしいこともあります。

 

治療そのものの負担と、通院の負担

高齢の方がインプラント治療を検討する際には、手術中・手術後の負担に加えて、通院の負担も考える必要があります。

インプラント治療は、診査・診断、手術、かぶせ物の製作、調整、メンテナンスと、複数回の通院が必要になる治療です。

ご自身で通院が難しい場合、ご家族の送迎や介助が必要になることもあり、「治療そのものだけでなく、その前後の生活をどう支えていくか」という視点が欠かせません。

当院では、通院が大きな負担になってしまうと判断される場合には、インプラントにこだわらず、入れ歯の調整や修理など、負担の少ない方法で「噛める」「話せる」を支えていくことも選択肢としてご提案しています。

 

【高齢の方がインプラントを選ぶメリット】

 

入れ歯の悩みから解放される可能性

高齢の方のなかには、長年入れ歯を使ってこられたものの、「痛くて長時間つけていられない」「外れてしまいそうで人前で話しにくい」といったお悩みを抱えておられる方も多くいらっしゃいます。

合わない入れ歯を我慢しながら使い続けていると、硬いものを避けるようになり、食事の楽しみが減ってしまうだけでなく、栄養状態にも影響が出てきます。

インプラントを適切に用いることで、入れ歯を小さくしたり、インプラントを「留め具」として活用して入れ歯の安定性を高めたりできる場合があります。

これにより、「外れそうでこわい」「痛くて噛めない」といったストレスから解放され、食事の内容や回数が自然と増えていくこともあります。当院でされた方は、笑顔になっていく方が多いと実感しております。

 

食べる楽しみが生活の意欲につながることも

高齢の方にとって、「好きなものを自分の口で噛んで食べられる」ということは、生活の楽しみそのものと言っても過言ではありません。

インプラント治療やインプラントを併用した入れ歯治療によって、これまで避けていた食べ物が食べられるようになると、「友人との外食が楽しみになった」「旅行に行く元気が出てきた」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。

体の筋力や体重を維持するうえでも、しっかり噛んで食べられることはとても重要です。

インプラント治療は、単に「歯を補う治療」ではなく、「これからの数年をどのように過ごしたいか」を一緒に考えるための選択肢の一つだと捉えていただければと思います。

 

【ご家族と一緒に考えていただきたいポイント】

 

ケアや通院のサポート体制

高齢の方のインプラント治療では、ご家族のサポート体制も重要な要素です。

治療後には定期的なメンテナンス通院が必要になりますし、ご本人がうまく歯ブラシを扱えない場合には、ご家族が口腔ケアを手伝う場面も出てきます。

ご家族にとっても無理のない範囲でサポートができるのか、送迎や通院の付き添いにどれくらい時間が割けるのか、といった点をあらかじめ話し合っておくと、治療後の生活をイメージしやすくなります。

当院では、ご家族と一緒にカウンセリングを受けていただくことも歓迎しています。

治療内容やメリット・デメリットを共有しながら、「ご本人にとって一番良い選択肢は何か」をご家族と一緒に考えていきます。

 

ご本人の気持ちを大切にする

ご家族が「しっかり噛めるようになってほしい」と願う一方で、ご本人は「大きな手術はこわい」「今のままでも何とか我慢できている」と感じておられることもあります。

反対に、ご本人は「食べられないのがつらいから何とかしたい」と思っていても、ご家族が心配のあまり治療に慎重になりすぎてしまう場合もあります。

どちらの気持ちも大切にしながら、インプラント以外の方法も含めて複数の選択肢を検討し、「これなら無理なく受けられそうだ」と皆さんが納得できる落としどころを探していくことが重要です。

 

【年齢だけであきらめず、まずは現状を知るところから】

「もう年だから」と最初からあきらめてしまう前に、今のお口の状態や全身の健康状態をきちんと把握し、「自分の場合はどの程度まで治療の幅があるのか」を知ることが大切です。

そのうえで、インプラントが適しているのか、入れ歯の調整や作り直しで対応するのが良いのか、それとも別の選択肢があるのかを、歯科医師と一緒に考えていきましょう。

枚方でインプラント治療をご検討中の高齢の方や、そのご家族の方は、どうぞ一度ご相談ください。

年齢だけで判断せず、お一人おひとりの生活背景やご希望を伺いながら、無理のない治療計画をご提案いたします。

 

>当院のインプラント治療の詳細はこちら

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